施設基準について
当院では、厚生労働省が定める各種施設基準に基づき、地域の皆様への説明責任を果たすため、下記の取り組みを実施・公表しております。
1. かかりつけ医機能に関する取り組みについて(機能強化加算)
王子とおる在宅クリニックでは、地域における「かかりつけ医機能」を有する医療機関として、初診時に「機能強化加算(80点)」を算定し、次の取り組みを実施しております。1)服薬管理・受診状況の把握:患者様が受診されている他の医療機関および処方薬を把握し、重複投薬や相互作用の防止に努めます。2)専門医療機関への紹介:病状や検査結果に応じて、専門医師や基幹病院・後方支援病院への紹介・逆紹介を適切に行います。3)健康管理相談:健康診断結果に関するご相談や、生活習慣病をはじめとする日常的な健康管理の指導・助言に応じます。4)介護・保健・福祉サービスの相談対応:地域のケアマネジャーや訪問看護ステーション等と連携し、介護保険制度の利用や各種相談に対応いたします。5)夜間・休日等の緊急時対応:夜間・休日等の緊急時における24時間連絡・往診体制を確保・周知しております。※東京都医療機関案内サービス(ひまわり)等もご活用いただけます。
2. 時間外対応体制について(時間外対応加算1)
王子とおる在宅クリニックでは、通院・受診されている患者様が安心して療養を継続できるよう、時間外における緊急連絡体制を整えており、「時間外対応加算1(7点)」を算定しております。診療時間外(夜間・深夜・休日等)に急な体調変化や緊急の受診相談が生じた際は、緊急連絡先電話番号 03-3905-5355(24時間対応)にて、当院の医師または看護職員が直接対応いたします。通話中等で直ちに応答できない場合は留守番電話にお名前・病状・連絡先をお残しください。確認次第、速やかに折り返しご連絡し、病状や緊急度に応じて電話での指示、緊急往診、または連携する後方支援病院(救急外来)への受診案内等、必要な対応を行います。
3. 在宅医療情報連携体制について(在宅医療情報連携加算)
当院では、患者様が住み慣れた地域やご自宅で安心して療養を継続できるよう、地域の医療・介護関係機関と連携し、ICTツールを活用した情報共有体制を整備しております。患者様の同意のもと、訪問看護ステーション、保険調剤薬局、居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)等の連携機関と、厚生労働省のガイドラインに準拠した医療介護専用ICTツールを用いて、日々のバイタルや処置経過、服薬・残薬状況、ケアプラン等の情報を常時共有・把握し、病状変化の早期発見や緊急時のスムーズな連携を実現しております。連携機関は、連携訪問看護ステーション、連携調剤薬局、担当居宅介護支援事業所・地域包括支援センター、連携後方支援医療機関(急性期・回復期病院等)です。情報の共有にあたっては、事前に患者様またはご家族様へ利用目的を十分に説明し、書面によるご同意をいただいた上で運用し、通信の暗号化や閲覧権限の管理など個人情報保護に万全を期しております。当院では、「在宅医療情報連携加算(月1回100点)」を算定しております。
4. オンライン診療(情報通信機器を用いた診療)について
当院では、厚生労働省が定める「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を遵守し、情報通信機器を用いた診療(オンライン診療)を実施しております。担当医師(院長:高橋徹)は、厚生労働省が指定する「オンライン診療研修」を修了しております。診療中に病状の急変等が生じた場合に備え、対面診療(往診を含む)へ速やかに切り替えられる体制を確保しております。初診からのオンライン診療をご希望の場合、麻薬及び向精神薬(睡眠薬・抗不安薬等)の処方はできず、基礎疾患の情報が十分に把握できない場合は処方日数を7日間を上限とし、対面診療が必要と判断した場合は速やかに切り替えます。ビデオ通話が可能な情報通信機器(スマートフォン、タブレット等)をご用意ください。ご自宅でのご利用が難しい場合は、訪問看護師が同席する形式でのオンライン診療(D to P with N)もご案内可能です。
5. 在宅医療DX情報活用加算について
当院では、質の高い医療を効率的に提供するため、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組んでおり、「在宅医療DX情報活用加算」を算定しております。具体的には、オンライン資格確認等システム(マイナ保険証)を活用し、患者様の診療情報・薬剤情報・特定健診情報等を取得したうえで、それらを踏まえた質の高い診療を実施する体制を整えております。マイナ保険証をお持ちの患者様は、受診の際にご提示いただくことで、より質の高い医療の提供が可能となります。あわせて、電子処方箋及び電子カルテ情報共有サービスの活用についても、当院のシステム導入・運用状況に応じて順次体制を整えていく方針です(【要確認:電子処方箋・電子カルテ情報共有サービスの導入・運用状況】)。今後も医療DXの推進状況に合わせ、本ページの記載内容を適宜更新してまいります。
王子とおる在宅クリニック 院長 高橋 徹